VPNが遅いのは自分のせい?回線側とVPN側を切り分ける方法

VPNが遅いのは自分のせい?回線側とVPN側を切り分ける方法

 

こちらの記事は症状特化記事になります。基本チェックがまだの方はこちらもしくはこちらから。

VPNを使うと遅くなるのは珍しくありません。ただし、原因が回線・端末・サーバー・プロトコルのどこにあるかで、やるべき対処は真逆になります。この記事では「どこがボトルネックか」を短時間で判断できるように、切り分け手順をチェックリスト化しました。

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結論:まずは4つに分けて原因を当てます

  • 回線:そもそもWi-Fiや4G/5Gが遅い、混雑している
  • 端末:CPU/メモリ不足、バックグラウンド、セキュリティソフトの干渉
  • サーバー:VPNサーバーが遠い/混雑/品質が低い
  • プロトコル:方式の相性(WireGuard/IKEv2/OpenVPN)やTCP/UDPの違い

以下の手順で、上から順に潰していけば「自分のせいか?」を含めて、原因がはっきりします。


最短チェック:5分でできる切り分け手順(上から順)

  1. VPNなしの速度を測る(基準を作る)
  2. 同じ回線のままVPNありの速度を測る(差分を見る)
  3. 別回線(Wi-Fi⇄4G/5G)でも同じ現象か確認する
  4. 近い国/地域のサーバーに切り替えて再測定する
  5. プロトコルを切り替える(WireGuard→IKEv2→OpenVPN(TCP)など)

この5つで、多くの場合「回線・サーバー・プロトコル」のどこかに絞れます。次からは原因別に、具体的な対処へ進みます。


1) まず疑うのは回線:VPNなしでも遅いなら“回線側”

VPNを切っても遅いなら、VPNより先に回線が詰まっています。特に夜間や休日は混雑しやすく、速度が不安定になりがちです。

チェックポイント

  • VPNをOFFにしても遅い(動画が止まる/ページが重い)
  • Wi-Fiだけ遅い、またはモバイル回線だけ遅い
  • 同じ時間帯に毎回遅い

対処

  • Wi-Fi⇄モバイル回線で切り分け(片方だけ遅いなら回線側)
  • ルーター再起動、5GHzへ切り替え、距離を近づける
  • 時間帯が原因なら、混雑対策も確認する:VPNが夜だけ遅い原因と改善方法

2) 端末が原因:VPN処理でCPUが詰まると“自分のせい”になりやすい

VPNは暗号化・復号を行うため、端末性能や設定によっては速度が落ちます。特に古い端末、バックグラウンドが多い環境、セキュリティソフトの干渉があると影響が出やすいです。

チェックポイント

  • 同じ回線でも、端末によって速度差が大きい
  • VPN接続中だけ端末が熱くなる、動作が重い
  • セキュリティアプリ/広告ブロック/VPN併用アプリを入れている

対処

  • バックグラウンドを整理し、不要アプリを終了する
  • セキュリティソフトのWeb保護/HTTPSスキャンを一時OFFで切り分ける
  • 別端末(スマホとPCなど)で試し、端末要因か判断する

3) サーバーが原因:遠い/混雑/品質が低いと“VPN側”で遅くなる

VPNの速度は「サーバーの距離」と「混雑」に強く影響されます。遠い国を選んだり、人気サーバーに集中すると遅くなりやすいです。

チェックポイント

  • 近い国では速いのに、遠い国だと極端に遅い
  • サーバーを変えると速度が大きく変わる
  • 特定の国/地域のサーバーだけ遅い

対処

  • まずは近距離サーバー(日本/近隣)で基準を作る
  • 同じ国でもサーバーを複数試す(混雑回避)
  • 根本の改善策は、速度に強い設定をまとめた記事も参考にする:VPNが遅いときの改善方法

4) プロトコルが原因:相性で“突然遅い”が起きる

プロトコルは、速度・安定性・制限回避の特性が違います。同じVPNでもプロトコルを変えるだけで体感が改善することがあります。

おすすめの試す順(目安)

  • WireGuard:速度重視(まず試す)
  • IKEv2:安定しやすい(モバイルで強いことが多い)
  • OpenVPN(TCP):回線制限に強いが遅くなりやすい

対処

  • 同じサーバーでプロトコルだけ切り替えて比較する
  • 公共Wi-Fiで詰まる場合はOpenVPN(TCP)を試す
  • 速度の改善テクニック全般はこちら:VPNの速度を改善する方法

測定のコツ:切り分けは「同条件で比べる」が鉄則

  • VPNなし→VPNありは同じ回線・同じ時間帯で比較する
  • サーバー比較は近距離→遠距離の順で試す
  • プロトコル比較は同じサーバーで切り替える

速度測定のやり方を揃えると、原因判定が一気にラクになります:VPN速度テストのやり方と主要サービス比較


よくある質問(FAQ)

VPNを使うと遅いのは当たり前ですか?

暗号化の分だけ多少の低下は起きます。ただし、サーバー距離や混雑、プロトコル相性が原因だと、必要以上に遅くなります。この記事の手順でボトルネックを特定すると、改善できるケースが多いです。

無料VPNは遅くなりやすいですか?

無料VPNはサーバーが混雑しやすく、速度が不安定になりがちです。安定性を求めるなら有料VPNの方が有利です。迷うならまずはランキングから候補を選ぶのが早いです。

夜だけ遅いのはVPNのせいですか?

回線混雑が原因のことも多いです。VPNなしでも遅いかを確認し、時間帯要因か切り分けてください。


まとめ:ボトルネックが分かれば、最短で直せます

VPNが遅いときは、回線→端末→サーバー→プロトコルの順で切り分けると、原因に最短で辿り着けます。安定した速度で使いたいなら、速度評価が高いVPNを選ぶのが近道なので、ランキングから候補を比較してみてください。

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