VPNでサイトにアクセスできない(ブロックされる)原因と回避法
VPNを使うと、一部サイトで403(Forbidden)や「アクセスが拒否されました」「不審なトラフィック」などが出て入れないことがあります。多くはVPNの共有IP・IP品質(評判)や、サイト側のBot対策が原因です。この記事では、原因を切り分けて、できるだけ安全に回避する手順をまとめます。
まず試す:最短で直るチェックリスト
- VPNサーバーを変更(同じ国でも2〜3個切り替える)
- 別の国/地域に切り替える(そのサイトが特定地域IPを弾く場合あり)
- ブラウザのCookie/キャッシュを削除(古い判定が残るのをリセット)
- シークレットモードで開く(拡張機能の影響も切り分け)
- VPNのプロトコルを変更(WireGuard系⇄OpenVPN(UDP/TCP)⇄IKEv2)
- VPNの広告ブロック/トラッカーブロックを一時OFF(認証・決済・CDNが壊れることがある)
これで改善するなら「IPの当たり外れ」または「ブラウザ側の判定」が原因である可能性が高いです。
原因1:共有IPの評判が悪く、サイト側に弾かれている
VPNは同じIPを複数ユーザーで共有することが多く、過去の利用状況によっては「スパム/自動化の疑い」と判定されやすくなります。結果として403やアクセス拒否、ログインブロックが発生します。
回避策
- サーバーを切り替えてIPを変える(まずはこれが最速)
- 時間を置いて再試行(短時間に連打するとBot判定が強まる場合)
- 可能なら専用IP(Dedicated IP)のあるVPNを検討(共有IP問題を回避しやすい)
原因2:サイト側のBot対策(Cloudflare等)でVPNが厳しく判定される
海外のEC・SNS・一部メディアはBot対策が強く、VPN経由だと「人間かどうか」の判定が厳しくなりがちです。特に短時間でのページ遷移やログイン失敗が続くとブロックされます。
回避策
- Cookie/キャッシュ削除→再ログイン(判定を初期化)
- シークレットモードで検証(拡張機能の影響を除外)
- VPNを使う目的が「安全な通信」だけなら、近い地域のサーバーを選ぶ(不自然さを減らす)
原因3:VPNの広告ブロック機能が「必要な通信」まで止めている
VPNアプリの「広告ブロック」「マルウェアブロック」「トラッカーブロック」等が、ログイン認証・決済・CDN配信の一部まで止めて、結果としてアクセス不可に見えることがあります。
回避策
- VPN側のブロック機能を一時OFFにして再チェック
- サイト単位の除外設定があれば、そのドメインだけ許可
原因4:アクセス先が「VPN利用自体」を制限している
金融・チケット・一部ストリーミングなど、規約や不正対策の観点からVPNを広く弾くサービスもあります。この場合、テクニックでの完全回避は難しいことがあります。
回避策
- そのサービスの利用規約/ヘルプを確認(VPN制限の有無)
- どうしても必要なら、別回線(モバイル回線)での一時アクセスで切り分け
- 用途が海外視聴などの場合は、対応実績のあるVPNを選ぶ
それでも直らない:切り分けの順番(安全に)
- VPN OFFでサイトに入れるか確認(VPN起因か確定)
- VPN ONでサーバー変更→国変更→プロトコル変更の順に試す
- ブラウザのCookie削除/拡張機能OFFで再チェック
- 端末や回線を変えて再現するか確認(Wi-Fi側の制限も除外)
最短で解決したいなら:ブロックされにくいVPNを選ぶ
共有IPの評判や対策の強さはVPNによって差があります。切り替えても同じ症状が続くなら、IP品質・サーバー数・専用IPオプションなどを基準に選び直すのが早いです。
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まとめ:403/アクセス拒否は「IPの評判」と「サイト側対策」の問題が多い
VPNでサイトにアクセスできないときは、まずサーバー切替でIPを変え、次にCookie削除やプロトコル変更で判定要因を減らします。それでも改善しない場合は、サービス側がVPNを広く制限している可能性があるため、目的に合ったVPNを選び直すのが近道です。


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