VPNでPingが上がる原因と下げ方|ゲーム/通話がラグいときの対処

VPNでPingが上がる原因と下げ方|ゲーム/通話がラグいときの対処

こちらの記事は症状特化記事になります。基本チェックがまだの方はこちらもしくはこちらから。

VPNを使うとPing(応答速度)が上がって、ゲームや通話がラグく感じることがあります。原因は「VPNが悪い」だけではなく、接続先サーバーの距離/経路/混雑、プロトコル設定、端末やルーター側の詰まりなどが絡みます。この記事では、回線側とVPN側を切り分けしながら、Pingを下げるための具体策を手順でまとめます。

結論:Pingは「どこで増えているか」を測れば最短で直せる

Ping(遅延)は、通信が往復する時間です。VPNは暗号化と経路変更が入るため、基本的に多少は増えやすいですが、設定次第で体感差が出るレベルまで下げられます。最初に「今どこがボトルネックか」を測り、原因別に対策を当てていきます。

ステップ1:まずは基準値を測る(VPNなし/同じ回線で)

切り分けの前に、VPNを切った状態でPingの基準値を測ります。できれば同じ場所・同じ回線で比較してください。

  • ゲーム:ゲーム内のPing表示(同じサーバー/同じ時間帯で)
  • 通話:Web会議/通話アプリの統計(ネットワーク品質)
  • 汎用テスト:PCならコマンドのping、スマホなら速度計測アプリで「遅延」表示

ここで既にPingが高いなら、まずは回線やWi-Fiの問題(混雑・電波・ルーター)を疑います。

ステップ2:VPNをONにして「どれだけ増えたか」を見る

同じ条件でVPNをONにして測り、増え幅を確認します。

  • 増え幅が小さい:VPNは正常。回線や端末側の要因が濃厚
  • 増え幅が大きい:VPN側(距離・サーバー・プロトコル・経路・混雑)の改善余地が大きい

原因別:VPNでPingが上がる主な理由

原因1:VPNサーバーが遠い(物理距離で遅延が増える)

VPNは「端末 → VPNサーバー → 目的地」の順で経由します。サーバーが遠いほど往復距離が増え、Pingが上がります。

原因2:サーバー混雑・品質(同じ地域でも当たり外れがある)

同じ国・同じ都市でも、混雑やIP品質で遅延が変わります。特に夜間や週末は差が出やすいです。

原因3:プロトコル(UDP/TCPやWireGuard等)

低遅延重視なら、一般にWireGuard系やUDPが有利になりやすく、TCPは安定性優先で遅延が増えることがあります。

原因4:端末・ルーター側の詰まり(Wi-Fi、バッファブロート、負荷)

VPN以前に回線が詰まっていると、VPNの暗号化処理や常時通信で症状が目立ちます。Wi-Fiの電波、ルーターの処理能力、同時通信(動画アップロード等)も影響します。

ステップ3:Pingを下げる具体策(効く順)

1)接続先を「近いサーバー」にする(最優先)

  • まずは日本(東京/大阪等)など近い地域にする
  • 同じ地域でもサーバーを2〜3個切り替えて当たりを探す
  • ゲームは「ゲームサーバーに近い地域」を優先(海外鯖なら、その近辺に寄せる)

2)プロトコルを低遅延寄りに変更する

  • 候補:WireGuard(または同等の高速プロトコル)→ OpenVPN(UDP)IKEv2OpenVPN(TCP) の順で試す
  • 「難読化」「二重VPN」など追加機能は、まずOFFにして比較する

3)回線側の混雑を除外する(Wi-Fi/ルーターの切り分け)

  • 可能なら有線接続でテスト(Wi-Fi要因を排除)
  • Wi-Fiなら5GHz優先、ルーターから距離を近づける
  • 同時に大きな通信(アップロード/クラウド同期/動画視聴)が走っていないか確認
  • ルーター再起動で改善することもある

4)ゲーム/通話だけ遅い場合:使い分け(スプリットトンネル)

「地域制限回避はブラウザだけ」「ゲーム/通話は素の回線」など、用途で分けると体感が改善することがあります。VPNアプリにスプリットトンネル(特定アプリをVPN対象外にする)があれば試してください。

5)それでも改善しない:ネットワーク側の制限を疑う

職場・学校・公共Wi-Fiでは、UDPが制限されていたり、経路が不安定なことがあります。別回線(モバイル回線)で改善するなら、Wi-Fi側が原因の可能性が高いです。

安定してPingを抑えたいなら:低遅延向けVPNを選ぶ

Pingは「近いサーバー」「混雑しにくさ」「低遅延プロトコル」「再接続の強さ」で差が出ます。迷ったら、低遅延・安定性重視の候補をランキングで確認してください。

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まとめ:Pingは「距離→プロトコル→回線」の順で潰すと早い

VPNでPingが上がるときは、まずVPNなしの基準値を測り、次にVPNをONにして増え幅を確認します。増え幅が大きいなら近いサーバー低遅延プロトコルを優先して調整し、回線やWi-Fiの詰まりも同時に切り分けるのが最短です。

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