VPNの安全性を検証するための無料ツールまとめ【DNS/IP/WebRTCリーク・キルスイッチ確認】
VPNは「契約しただけ」で安全になるわけではありません。大事なのは漏れていないか、そして切断時に漏れないかです。この記事では、VPNの安全性を短時間でチェックできる無料ツールと、初心者でも迷わない検証手順をまとめます。
まず結論:最低限この3チェックだけは必須
- IP/DNS/WebRTCリーク:VPNの外に情報が漏れていないか
- IPv6の扱い:VPNがIPv6まで守れているか(またはOS側で無効化できているか)
- キルスイッチ:VPNが切れた瞬間に通信が止まるか
この3つがクリアできていれば、日常利用の事故リスクは大きく下がります。
無料ツール一覧(目的別)
| 目的 | 無料ツール例 | 見るポイント |
|---|---|---|
| IP/DNSの漏れ確認 | DNSLeakTest / IPLeak | VPN接続前後でIP・DNSが切り替わるか |
| WebRTCリーク確認 | BrowserLeaks(WebRTC) | ブラウザ経由でローカル/本来のIPが出ないか |
| 総合チェック | 複数サイトでクロスチェック | 1サイトだけで断定しない |
| キルスイッチ確認 | ツール+手動テスト | 切断時に通信が止まるか→再度リーク確認 |
1. IP/DNSリークを確認する(最優先)
まずは、VPN接続前後でIPとDNSが変わるかを見ます。おすすめは「同じ手順を2サイトで」やることです。
手順:①VPNオフでIP/DNSを確認→②VPNオンで同じサイトを再確認→③結果にISPのDNSが混ざっていないかを見る。
DNSリークの意味・原因・対策は、こちらで整理しています。
2. WebRTCリークを確認する(Chrome系は要チェック)
WebRTCはブラウザ機能の影響で、VPN接続中でも情報が出ることがあります。次で確認します。
見るポイント:VPNのIP以外(ローカルIPや本来の回線情報)が表示される場合は、ブラウザ設定・拡張・VPN側の対策が必要です。
3. IPv6リークを疑うべきケース(結果がブレるとき)
VPNがIPv6を十分に扱えない場合、IPv6経由で漏れることがあります。IP/DNSの結果が不自然にブレるときは、IPv6が関係している可能性があります。
対処の方向性:①VPNがIPv6対応か確認する、②OS側でIPv6を無効化する、③IPv6まで保護できるVPNに切り替える、のどれかです。
4. キルスイッチをテストする(切断時が一番危険)
キルスイッチは、VPNが切れた瞬間に通信を止める機能です。ここが弱いと、短時間でも本来のIPが漏れます。
- VPNアプリでキルスイッチをONにして接続します。
- ページを開いた状態で、Wi-Fiを切る/機内モードにする/VPNを手動切断するなどで「切断」を発生させます。
- 切断直後に通信が止まるか(更新できない状態になるか)を確認します。
- 復帰したら、もう一度「IP/DNS/WebRTCリーク」を再チェックします。
ここで漏れるなら、設定かVPN自体を見直した方が早いです。
5. 「信頼できるVPNか」を無料で見極めるチェック観点
ツール検証に加えて、VPN選びの基準も押さえると失敗しにくいです。
- ノーログ:何を保存しないのかが具体的に書かれているか
- 監査・透明性:第三者の検証情報や運用の説明があるか
- 暗号化・プロトコル:現代的な方式を選べるか
チェックリスト(この順でやればOK)
- IP/DNS:VPN接続前後で切り替わり、ISPのDNSが混ざらない
- WebRTC:ブラウザ経由で本来の情報が出ない
- IPv6:結果がブレない(必要なら無効化/対応VPNへ)
- キルスイッチ:切断時に通信が止まり、復帰後も漏れない
検証して不安が残る場合は、基準で比較してから決めた方が早いです。


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